電線の話

AWG(American Wire Gauge)

電気を流す電線の規格はたくさんあります。安全や用途、使用方法などを考慮しキメ細かく規定されています。
電気関係の仕事でもしていない限りそれを眼にする事はないでしょう。

今回は当社のキットに含まれる電線(ワイヤー)に関するものだけを簡単にご紹介します。

まず、電線を使用する上で大事なのが、その太さ(または断面積)と許容電流です。つまり、どのくらいの太さでどのくらいの電流を流して良いかという事です。
当社の製品に使用されている電線は『UL耐熱ビニル絶縁電線』。太さを表すのにAWGという表記を使います。

主な仕様は次のとおりです。

サイズ表記 素線本数/素線径 導体外径 仕上がり外径 許容電流 定格電圧
AWG28 7本/0.127mm 0.38mm 1.2mm 3A 300V
AWG26 7本/0.16mm 0.48mm 1.3mm 4A 300V

これらの電線はUL1007と言う規格に沿ったものです。また許容電流は周辺の温度40度で空中に1本配線してある場合のものです。サイズ表記の数が大きい方が細いと言う点に注意してください。

太さ(断面積)が重要と書きましたが、AWG表記ではすぐさま断面積は分かりませんよね。これとは異なり断面積を直接表記している規格もあります。

ホームセンターの自動車用品売り場などに行くと、「2.0sq」や「0.5sq」と書かれた黒とか赤の線がますよね。これは断面積が表記されている電線です。つまり断面積が2.0平方ミリメートル、0.5平方ミリメートルという事を意味しています。国内ではこの表記を目にすることが多いですね。

AWG と sq

AWG表記 計算断面積 sq表記
AWG28 0.08046mm2 0.05sq
AWG26 0.1281mm2 0.12sq

AWGとsq「表記では断面積をベースに対応させることができます。

取り扱い上の注意点

弊社製品に使用されるワイヤーは、素線が非常に細いので、被覆を剥く際に素線を切ってしまうことがありますので、ワイヤーにあったワイヤーストリッパーを使用する事をおすすめします。

素線が欠損すると許容電流が小さくなってしまい、最悪の場合熱が大きくなって被覆が解けてしまう場合のあります。注意して作業してください。

2018年09月18日