USRAとは

概要


スロットカーの盛んなアメリカでは、USRA(United Slot Racers Association)という団体が選手権を開催していてルールが存在します。
スロットカーのプロが存在してメーカーからの部品供給や賞金などもあるようです。 レースの進行方法や会場の規則など、事細かくかかれています。(場内は禁煙だとか)

詳細URL http://www.usraslots.com/usra-rules/(英語)

特徴的なのは、ウイングカーというカテゴリがあって速さのみを追求カテゴリです。ウイングカーの中でも細かくドライバーの資格区分やレースのクラスが規定され、使用するシャーシ、モーター、タイヤなどが細かく規定されていますし、使用する部品もUSRAの承認を受けたものしか使用できないようです。

プロの世界ですから当然かもしれませんね。 現実のレースでも、1970年代に『ウイングカー』と呼ばれるものがありましたが、スロットカーでいうウイングカーは少し違います。F1のウイングカーは車体の底面を形状により空気を利用して車体を路面に吸いつくようなイメージです。

これに対しスロットカーのウイングカーは、エアーコントロール装置として、ボディのサイドに透明な整流板(?)があり、走行中に風圧により左右に広がり強力なダウンホースを生み出すようです。
これにより、1周50m弱のコースを1.5秒でラップする。

透明という規定がありますが、全体のフォルムとしては実車とは大きくかけ離れた形状をしています。 当然その高さや取り付け位置などはルールがあるようですが。

ウイングカーはアメリカではメジャーなようですが、それ以外の地域ではそうでもありません。

参考URL http://socald3.phanfare.com/4780269

『ウイングカー』以外では『スケール』と呼ばれる実車の形状をしたカテゴリがあります。 こちらは、国内や欧州でも良く見かけるもと同じと言ってもよいでしょう。

USRAクラス分け


USRAのクラス分けは大きくは2つです。

ウイングカー
ドライバーの資格により出場可能なクラスが制限。使用するモーターなどによりクラス分けされています。クラスにより承認部品が設定されている。車体は空力を重視したウイングカー独特の形状。

ウイングカーのクラス分け                         詳細を見る

クラス アマチュア エキスパート・プロ プロ
グループF ○ ○  
アマチュア グループ12 ○    
エキスパート グループ12   ○ ○
アマチュア Intl15 ○    
エキスパート Intl15   ○ ○
アマチュア コバルト12 ○    
エキスパート コバルト12   ○ ○
ワンモーター オープン ○ ○ ○
グループ27 ライト ○ ○ ○
シニアオープン(有資格者のみ) ○ ○ ○
アマチュア グループ27 ○    
プロ・エキスパート グループ27   ○ ○
セミプロ グループ7 ○ ○  
プロ グループ7     ○

 

スケール
ドライバー資格はあるが出場クラス制限はない。使用するモーターやボディ形状などでクラス分けされている。実車のカテゴリーに準じている感じこちらもUSRA承認パーツのみによる。

スケールのクラス分け                           詳細を見る

クラス 備考
グループ10  
プロダクション  
GTP  
LMP  
GT-12  
1/24ユーロスポーツ ISRA準拠
1/32ユーロスポーツ ISRA準拠
1/32フォーミュラ ISRA準拠
1/24 JRL/INDYCAR 公式開催なし

 

2017年02月28日|技術情報のカテゴリー:海外情報